酪農の仕事というと、酪農の家系の人が多いというイメージでしたが、ヘルパーは半々くらいですね。私も酪農家の出身ではないです。動物が好きだという理由で、農業高校に進学しました。農業高校では、畜産だけでなく機械の事、野菜、園芸など様々なことを幅広く学んだ方でした。高校を卒業してすぐに就職しようと思ったのですが、牧場の求人は少なくて、農業大学校に入ることにしました。私は酪農専門の学校に通いましたが、そのような経験がなくても酪農ヘルパーで働けると思います。

農業大学校を卒業する時、たまたま、酪農ヘルパーの仕事を見つけました。見つけた時には、他の牧場の求人も受けていて、ヘルパーか、牧場に就職するかで迷いましたね。迷った結果、色々な所で色々な人と働くほうが楽しそうだと思い酪農ヘルパーになることを決めました。働いてみて、毎日違う農家さんに出会えるし、ヘルパー同士の仲間もきちんといるのでとても楽しく仕事ができています。

農業大学校で勉強していたこともあり、就職してから即戦力かと思っていましたが実際にはそこまで甘くはなかったです。覚える事はしっかりありますし、農家の方ごとのやり方というのもあるので、就職してからも勉強でした。最初のころ、先輩方と一緒に仕事をする形のシフトで教えてもらうことができて一人前になれたと思います。私は農業大学校を出ていますが、全くの未経験の方や、異業種の出身の方でも、安心して働ける環境なのではないかなと思います。もちろん、慣れるまでは大変だと思いますが、しっかりと仕事のやり方をお教えしますので安心してください。