僕の実家は、県外で酪農をやっていて、小さいころから酪農の仕事を見てきました。だから、高校大学は迷わず畜産科のある所に進学を決めましたね。大学は、北海道の農業大学にいって酪農について学びました。大学を卒業して、結婚して、奥さんの地元である栃木に引っ越してきました。そこでもやっぱり酪農の仕事がしたくて、この仕事を選びました。

自分でゼロから酪農家になるというのは、土地であったり初期投資であったりとハードルが高いのですが、最近では酪農家が跡継ぎを募集することも珍しくありません。新規就農というのですが、認定を受けるには様々な条件があるので、その条件を満たせるように今頑張っています。今すぐとも思ったのですが子供がまだ小さいので、3から5年を目途に新規就農できたらいいなと思っています。

酪農ヘルパーをしていると、様々な農家でお仕事ができます。牛の飼い方や育て方、経営、機械化など様々な事を学ぶことができるので、日々夢に向かって進んでいるという実感を持てています。奥さんも牛が好きなので、将来どんな牧場にしていくか、なんて話ができて家庭でも楽しいです。私としては、牛のストレスが少ない、自由に食べたり、寝たり、起きたり、動いたりできる牧場をぜひやりたいと考えています。それを実現するためにも様々な酪農家さんのやり方を学べる酪農ヘルパーはいい就職先だと実感しています。